更新日:2013/02/08
わらわらワークショップ第4弾
『土をこねて、壁を塗る』ワークショップ開催のご案内
160年を超える風雪に耐え、今なお悠然とした佇まいを崩さない集落丸山の建物はこの土地の材料(木・土・草)を用いて作られました。集落の人々の暮らしをささえ、暮らしを守り、ほころびが生じた時には、集落の人々によって補修され、大切に守られてきました。
エコや持続可能といった言葉が聞かれる今日ですが、家も、畑も、衣食住のあらゆる場面において、身近な素材を用いて、手をかけながら、築いていく丁寧な暮らし。そこにこれからの時代を生きる私たちの未来があるように思います。
暮らしを築いてきた里山の資源と、代々伝えられてきた知恵や技能に光をあて、稲藁にまつわる里山の暮らしの文化を見つめなおしてきた一連の「わらわらワークショップ」の第四弾は藁すさを練りこんだ土壁作りです。土地の材や古材を用い、屋根を稲藁で葺いたわらやね小屋に、やはり土地の竹と、土と藁を用いて壁づくりに挑戦します。
■開催日: 1 回目 3 月16 日(土) 【竹小舞・その1】 竹を割って材料を揃え、へつり穴を開けて間渡しを作る
2 回目 3 月23 日(土) 【竹小舞・その2】 縄かき(竹を縄で編む)をして、竹小舞を完成させる
3 回目 3 月30 日(土) 【土壁を塗る・その1】 荒壁(表側)塗り
4 回目 3 月31 日(日) 【土壁を塗る・その2】 裏側塗り 完成!
■時 間 : 10 時30 分 〜 15 時00 分くらいまで
■会 場 : 集落丸山 わらやね小屋
■講 師 :「 篠山市左官技術研究会」会長 人見正美氏
■定 員 : 各回15 名 ※小学生以下は保護者のかたと一緒にご参加ください
■参加費 : 各回500 円
■持ち物 : 汚れてもよい動きやすい服装(軍手・ゴム手・長靴・タオルなど) お弁当、飲み物
※寒い季節ですので、暖かくしてお越しください
お申込み:参加希望日(1日のみの参加も可能です)、参加人数、ご住所・電話番号を合わせて、開催日の5日前までにお電話もしくはメールにてご連絡ください
集落丸山 079-506-0243 (事務局)
090-1150-1906 (担当:月江)