更新日:2013/08/03
土を掘り出すところからはじまった地産地消の小屋作り。この春、4回のワークショップに参加してくださった皆さまと、竹小舞下地を編み、荒壁を塗っていっそう風格を増した藁屋根小屋ですが、今回はいよいよ仕上げ編です。
まずは『中塗り』を17日に。土(丸山の土採り場からあらかじめ掘ってきて乾かしておきます)を目の細かいふるいにかけ、これに藁苆(わらすさ)を練りこんで、荒壁のときよりも滑らかでキメの細かい中塗り用の土を作ります。きれいな仕上げのための化粧下地のような作業が中塗りです。
これが乾いたら、さらにこの上に漆喰を塗って仕上げます。漆喰とは消石灰にフノリ(海草から作る糊です)や麻のすさを練りこんで作られる土壁の仕上げ材。大昔から使われているものですが、なぜ『漆(うるし)を喰う』と書く、こんな名前がついたのでしょうね?壁作りを体験しながら、ものづくりにまつわるあれこれ、漆喰の歴史など興味深い話もお楽しみください。
里山の空気をたっぷりと吸い、土に戯れる休日のランチタイムは夏野菜たっぷりのカレーをお召し上がりいただきます。恒例の土窯で焼く夏野菜ピザもやりますよ~!
開催日時 : 平成25年8月17日(土)、31日(土) 10:00~15:30頃
会 場 : 集落丸山 わら屋根小屋
参 加 費 : 1000円 (昼食代、保険代) 小学生未満のお子様で、食事を希望される方は500円です。
講 師 : 篠山市左官技術研究会 会長 人見 正美 氏
持 ち 物 : 汚れてもよい服装、ゴム長靴など汚れてもよい靴、軍手もしくはゴム手袋、飲み物、タオル、帽子、虫除けなど
参加申込み: 参加希望日(いずれか1日のみの参加も可)、参加人数、ご住所、電話番号、携帯のメールアドレス(お持ちであれば)、を合わせてお電話もしくはメールにてお申込みください。
集落丸山 事務局 079-506-0243 担当直通 090-1150-1906(月江)
yado@maruyama-v.jp